筑肥線、事故の影響で一時不通

本日の運用を調べようと、休22運用を見た後一度家に戻り、18:30頃再び姪浜駅に行くと、放送終了のチャイムが鳴っていた。筑肥線方面快速の案内かと思ったが、案内に時間ではなく「先発・次発」が表示され、西口の有人改札に人が集まっていた。どうも様子がおかしい。再び鳴った放送を聞くと、特に理由は言わず、筑肥線は運転見合わせと言っていた。この天気だから強風だろうと思いつつ、姪浜行きの303系を撮るべく、急いで家にカメラを取りに戻る。姪浜駅に戻ってみると、タクシーのりばに行列ができており、いつもは何台かいるタクシーが全くいない。お金のある人はタクシーで行くようである。
改札に入って案内表示を見ると、筑前前原・唐津方面が「20:14 筑前前原 4」「20:34 筑前前原 4」となっていた。まだ18:34である。ダイアが乱れると滅茶苦茶な表示が出て(私はさほど困らないから)楽しいのであるが、利用者としてはこうなっていては困る。どうにかしてほしいものである。
今度はのりばに向かう。2番のりばには福岡空港行きが止まっていたが、案内では1番のりばの「当駅止り」が先と表示されていた。少しして1番のりばに2000系第21編成が一般客を乗せて現れたのだが、案内とは異なり「福岡空港」の幕を出していた。すぐに放送で、この電車は当駅止まりであると放送され、乗客は向かい側の福岡空港行きに乗り換えていた。この車輛の中には数人のヘルメットをかぶった作業服の人が乗っており、その人たちを乗せたまま扉を閉じ、10分近く経ってから姪浜車輛基地出場線に行き、そこで停車した。
私は2000系が扉を閉めた後、303系が4番のりばに入線している事に気付き、4番のりばへ走った。K01編成であったが、残念ながら既に「回送」の表示になっていた。しかし、運用番号が「81」という、ダイア乱れの時にしか出ない番号になっていた。ここでようやく放送があり、今宿〜下山門で電車と自動車の踏切事故が起きた事が分かった。このK01編成は扉を閉めるとすぐに姪浜車輛基地入場線へ行ってそこで停車し、しばらくして今度は福岡空港行きとして2番のりばに入線、そして発車して行った。
次に4番のりばに入線したのは、103系E01+02編成。これも「回送」の表示で、運用番号は「82」にだった。このE01+02編成も姪浜車輛基地入場線に向かい、そこで止ま…らずに、なんと基地に入って行った。
ここでようやく筑肥線下りが開通する目処がある程度立ち、福岡空港駅から西唐津行き列車が来るという放送があった。しかし来るのはどんなに早くても25分後、姪浜まで取り敢えず来て、ここでずっと待っている人もいるので、さっきのE01+02編成が戻って来て姪浜発で運転すれば良いのに、と思う。
先程の2000系第21編成が2番のりばに入線したが、何故か運転士から見て右の前照灯が消えていた。この後、第21編成は扉を開けずに姪浜車輛基地入場線を通って基地へ入った。
私が西唐津行きが来るのを待っている間、1・4番のりばに列車は来ず、列車はすべて2・3番線だけを使って折り返して行く。上りはまだ通れないのだろうか。
19:12に西唐津行きが到着した。103系E03+04編成であるが、何故か運用番号が「04」になっている。この列車が来るまでにホームは休日夕方の地下鉄博多駅の2番のりばのような混み方になっていたが、列車の中は余り混んではいない。これが平日の同時間帯だったら…と思うと少し怖い。ちなみにこういう時に確実に座るには、室見より前の駅で待つと良い。乗務員室にはJRの運転士の他に、JRの腕章をした背広の人も乗り込んだ。この列車を見送って、私は帰った。
しかし、いろいろと気になって仕方が無い。衝突された自動車に乗っていた人は無事だったのだろうか。
事故に遭った車輛は、以下の条件から推測できる。

  1. JR九州 列車運行情報の「後続列車の運転再開は19時29分に警察から許可」という記述
  2. 17:30頃に起きたという情報
  3. 2000系第21編成の運用番号表示が「35」
  4. 2000系第21編成が一般客を乗せていた事

以上の事から、事故に遭った車輛は2000系第21編成であると推測される。
明日はどの編成が運用についていないか調べてみる事にする。