筑前前原駅での人身事故による地下鉄空港線ダイア乱れ

本日、筑前前原駅で人身事故があり、筑肥線と地下鉄空港線のダイアが乱れていた。以下、Googleに保存されていたJR九州の携帯電話版運行情報のキャッシュ(2011年12月2日17:28:54 GMT 所得)より引用。

筑肥線 人身事故運転再開
16時28分頃、筑肥線 筑前前原駅構内で、647C(福岡空港駅15時15分発 西唐津駅17時25分着)に人身事故が発生していましたが、17時10分頃、警察の現場検証が終了し順次運転を再開しました。この影響で筑肥線一部上下列車に遅れが発生します。(2011/12/02 17:19現在)

実はこの引用した内容は福岡空港出発時刻が間違っており、正しくは福岡空港駅15:45発である。
この影響により、筑肥線と地下鉄空港線はダイア乱れが起きた。
授業が終わってから貝塚駅に17:20頃に行くと、筑肥線の人身事故によりダイアが乱れているというホワイトボードがあった。箱崎線に乱れは殆ど無く、運用番号も過去の記録と変わりなかった。しかし天神駅で降りると、次の列車(727C)が本来の筑前深江行きではなく姪浜行きと表示されており、放送も「次の筑前深江行き列車は姪浜行きに変更であるが、18:13発筑前前原行き(491C)は変更無しの予定」との案内をしていた。ここで時刻表を見て頂くと分かるのであるが、727Cと491Cの間に651C(西唐津行き、天神17:56発)が走っている。この放送の文脈から考えると、651Cは行先変更がありそうである。この列車は平21運用、所定303系であるので、303系姪浜行きを見られるかもしれないので、到着する列車を見つつ待つ事にしてみた。
観察していると分かり始めたが、筑前前原以東を走る列車はほぼ平常通り、運用番号もそのままのようである。前述の727C筑前深江行きも行先変更はあったが、運用番号は34から変更されていなかった。17:50には放送があり、筑前前原駅で人身事故があった事と、17:56発西唐津行きは姪浜行きに変更される事が分かった。
西唐津行きから姪浜行きに変更された651Cがやって来た。残念ながら期待していた303系ではなく、1000N系第08編で運用番号は80であった。651C(正確には397列車)は何故か389列車と393列車(姪浜行き)より混んでいて、普段の筑肥線直通列車と変わらない程度であった。303系ではなかったがこの列車に乗って西新に行く事にした。赤坂駅ですれ違った412列車は筑前原発なので平常通りであり、編成番号と運用番号は見えなかったが、その特徴的な音から303系K03編成であると分かった。西新駅で一旦改札外に出てプラリバに行き、再び改札内に戻った。
西新で前述の491C(西新18:21発)を見て、18:23に発車する654C西唐津福岡空港行き(平04運用、所定103系貫通6連)に乗る予定であった。しかし、491Cが混雑のために3分遅延という放送があったため、予定を変更して654Cの1つ前の426列車で唐人町に行った。491列車は時刻表上で唐人町に18:18に到着となっているが、先程の放送の通り3分遅れの18:21に到着した。筑肥線直通列車が少なくとも2本行先変更されているので、普段の筑前前原行きより混雑している。
654Cが到着するのを見ようと西新方向を見ていると、LED行先表示に白い前照灯が壁に反射するのが見えた。なんと103系の代走に、前日は103系が代走していた303系K01編成が充当されていた。運用番号は81であった。K01編成が朝から運用に就いていたのかどうかは分からない。この654C、折返しが1655C快速西唐津行きであるが、303系は自動放送装置の都合上、下り快速列車に充当された事が無い。赤坂で降りようかと考えていたが、このまま福岡空港まで行って、行先と種別がどうなるのかを見る事にする。赤坂では先程もすれ違った303系K03編成の653C唐津行きとすれ違った。
654Cは福岡空港にほぼ定刻通り到着したが、通常1番のりばに入線するところを2番線に入線した。一度列車から降りて行先がどうなったのかを見たが、「西唐津」とだけ表示されていた。どうやら普通列車として運転するようである。福岡空港駅を定刻通り発車し、東比恵で先行列車遅延により1分程停車した以外はそれほど大きな支障もなかった。しかし、対向列車の656C西唐津福岡空港行き(平17運用、所定103系分割6連)は遅延が激しいようで、定刻通りであれば東比恵〜博多ですれ違うはずが、こちらが祗園を発車する時にやっと接近放送が流れていた。祗園〜中洲川端は単線シールドトンネルが並列した構造なので、何が充当されているのかを見る事が出来ずに中洲川端に到着した。ここで488C筑前原発福岡空港行き(中洲川端18:58発、平23運用、所定303系)と前述の656Cの折返し列車である657C福岡空港西唐津行き(中洲川端19:08発)を見ようと思い、貝塚行きには乗り換えずに3・4番のりばにとどまった。
488Cは2分遅れで到着した。この488Cの遅延は、車内はそれ程酷い混雑ではなかったので先行列車、特に前述の656Cの遅れが原因であると考えられる。488Cには所定通り303系が充当されており、もちろんK02編成であった。
657Cはなかなか来ず、しかも箱崎線の列車との関係で列車の位置表示が接近直前まで表示されないため、一体いつ来るのか分からない状態であった。しかも、657Cがあまりにも遅いために、本来657Cの3分後を走るはずの443列車貝塚姪浜行きが先に発車する事になった。結局、657Cは19:16に到着した。657Cに充当されていたのは103系であったが、本来の分割編成ではなく貫通編成、しかもE07+06という変則編成であった。何故このような変則編成になったのかは不明である。
この後ももっと見たかったが、時間がなかったのでここで打ち切り、456列車で箱崎へ帰った。