2012年3〜4月ダイア改正の個人的な纏め

2012年3〜4月には鉄道、航空、バスの多くの路線でダイア改正があったが、この改正での個人的に気になった点を纏める。個人的に関心のある項目だけであり、全てを挙げている訳ではないので、ご注意を。逆に他の人が全く気にしない点も挙げている。

福岡市交通局空港線箱崎線及びJR九州筑肥線(3月17日改正)

筑前前原〜姪浜間1往復増便

この増便は、今回のJR九州ダイア改正での重要な点の1つであり、筑肥線では1番の目玉である。この増便により、筑前前原の福岡空港方面始発列車が5:30発から5:10発に、博多着が6:09発から5:50発になった。これにより、改正前に姪浜からしか間に合わなかった博多発の列車(下記)に、筑前前原からでも間に合うようになった。

尚、この増便により、筑前前原滞泊の編成が2本から3本(全て福岡市交通局1000N系/2000系)に増えている。

平日657Cと659Cの使用編成変更

平日の657Cは福岡空港18:58発西唐津行き、659Cは福岡空港19:13発唐津行きであるが、この2つの列車の使用編成が変更されている。
具体的に言うと、改正前は657Cが103系3+3連で筑前前原で分割、659Cが303系6連であったが、この使用編成が逆になっている。これは、657Cの前を走る列車が1655C快速西唐津行きであり、657Cに筑前前原以西の快速通過駅*2を使用する人が集中するため、3輛編成では足りないためと思われる。

尚、この使用編成変更に伴い、筑前前原での編成分割を行う時間が657Cでは不要に、659Cでは必要になった。このため、657Cは姪浜発〜筑前前原着が1〜2分遅く、筑前原発〜浜崎発が1分早くなり、659Cは下山門発〜筑前前原着が1分早くなり、筑前原発〜大入発が1〜3分遅くなっている。

その他

地下鉄線内でも時間が変更されている。殆どが1〜2分程度の軽微な変更であるが、大きな変更としては、平日20:30以降(姪浜基準)の列車順序変更等も有る。
今後とも調査する方針である。

福岡空港関連(3月25日改正)

航空便のダイアは、季節によって風が変わる都合で変更が1〜2ヶ月ごとにあるが、今回は路線新設や増便を伴う大きな変更がある。路線新設や増便は他に譲る事にして、ここではANAの機材変更を扱う事にする。

B777-300、B747-400D使用便の減少

B747-400Dは東京便で使われているが、5往復から3往復に減少した。また、新千歳便はB777-300からB777-200に変更された。
これにより、福岡発着便でポケモンジェットに搭乗できる確率が減ってしまった。

A320-200、大増殖

ANAではA320が順次退役しているらしいが、今回の改正で福岡発着便は何故かA320の便数が1往復から6往復に増えた。東京便のB737-800もA320に変更されていた。

昭和バス九州大学

九州大学伊都キャンパスに通学するへの重要な交通機関の1つである昭和バス九州大学線は、輸送力増強のために半年ごとに改正(増便)を行っている。今回の改正では以下の3点を中心に改正が行われた。

  • 平日19往復増便
  • 九大総合グラウンドまで延伸
  • 上川原バス停改名

これについては青竹君のブログが詳しいので、そこに譲る事にする。

この他にも小さな改良がなされたので、それを書いておく。

九大学研都市駅の乗車位置変更

これまで、九大学研都市駅バス停は、九大伊都キャンパス行き乗り場と西の浦行き乗り場、そして降車場の3つがあった。しかし、今回の改正で九大伊都キャンパス行き乗り場が横浜西経由と周船寺経由に別れ、周船寺経由が改正前の西の浦行き乗り場に、西の浦行き乗り場は改正前の降車場のやや右に、降車場はやや左に移動した。

九大工学部前(元降車場)、九大船舶・航空実験棟、九大総合グラウンドの標柱設置

今回の改正では2つのバス停が新設されたが、この新設されたバス停と降車のみであった九大工学部前に、バス停が設置された。改正前の九大工学部前の降車のみであるバス停は、歩道の切欠きだけで標柱が設置されていなかったが、九大総合グラウンドは降車専用バス停にも標柱が設置されている。
標柱は九州大学伊都キャンパス標準の、2本の角柱にバス停を示す四角で茶色の板と、時刻表を表示する部分がついた物である。

尚、わざわざ4月1日に九大総合グラウンド発着第1便に乗ったが、自分以外誰も乗っていなかった。

*1:時刻表上では改正前も間に合いそうであるが、地下鉄ホームから1分で新幹線ホームまで行くのは不可能

*2:美咲が丘、加布里、一貴山、大入、福吉、鹿家、虹ノ松原