中洲61分岐の撤去

箱崎線中洲川端〜呉服町間には開業以来両渡り線があるが、この渡り線のうち中洲川端2番線と呉服町1番線を繋ぐ線路が撤去され、中洲川端1番線と呉服町2番線を繋ぐ片渡りになったを確認した。この分岐撤去で箱崎線内での折返し列車は、現在行われている電留線の使用か、1番線を使用するしかない。
暫定開業時には呉服町で折返していたためにこの両渡り線を毎日使っていたようであるが、この両渡り線を最近は全く使っておらず、ただの「揺れるだけの線路」と化していた。

実は、福岡市交通局のウェブサイトでは半年に1回程度「福岡市交通局発注予定情報」が公表されており、この中に「中洲61番分岐撤去」を含む内容があった(これが書かれていた情報は既に見られなくなっている)。これが7〜10月実施予定となっており、その期間は時折見ていたが、全く手がつけられていないようであったが、よく考えれば本線上の分岐を撤去をするためには信号システムの改修が必要で、どうやらこの改修の発注であったようである。そして信号の改修が終わったので、ようやく分岐撤去となったようである。

尚、分岐は撤去されたが、中洲川端2番のりば・呉服町方面のITVモニターは残されてきちんと動いている。これは電留線から2番線へ出て、そこで折返して天神方面へ行くためであると推測している。が、そのような列車は、中洲川端滞泊の列車を姪浜行きか西新行きとして運行する(営業中でなければITVモニターは不要)か、箱崎線千代県庁口より貝塚側が長期間使用不能にならない限りそのような列車は考えられない。