台風15号に伴う強風による筑肥線への影響

本日は、台風15号が近づいた影響により、筑肥線のダイアが乱れていた。福岡は強風域にすら入っていないが、割と風が強いので、筑肥線は私の期待を裏切らずに遅れていた。但し、姪浜駅に行ったのが16時過ぎなので、それより前は全く分からない。
姪浜駅に到着すると、JR筑肥線は強風で運転規制を行っているため遅れが出ている、という内容の案内が、電光掲示板に出ていた。この辺りはある意味「いつも通り」であるが、ここから起こる事はいつも通りではないだろう、と思って、1番のりばで姪浜を16:18に発車する650C西唐津福岡空港行き(所定:103系3+3連)を待ってみる。16:09に2番のりばから姪浜福岡空港行きが発車した後、少しして1番のりばに列車が到着すると放送が流れた。本来であれば、16:17に到着して1分で乗務員交代を行うので、これは地下鉄線内の列車本数を確保するための代走である。代走をするのは2000系第23編成、運用番号は「80」である。丁度4番のりばに姪浜を16:11に発車する647C福岡空港西唐津行き(103系6連)が福岡空港から到着した。この列車は648C西唐津福岡空港行きの折返しなので、この列車が筑肥線を通った時(650Cの1時間前)は遅れは殆ど無かったようである。
2000系第23編成は定刻通り発車した。この列車には乗らずに、本来の650Cを待つべく暫く姪浜駅のホームにいる事にした。次に1番のりばに現れた列車は、本来650Cの後に来る728C筑前深江発福岡空港行き、303系K03編成である。この列車は筑前深江発であるが、定刻通り16:28に到着して16:29に発車した。この列車のおかげで今回の徐行区間筑前深江〜西唐津にあることが分かった。この区間は海と山に挟まれている地形なので、強風に曝されて徐行になりやすい。
16:38にようやく650Cが現れた。折返しの西唐津行きの都合で、650Cは姪浜で打切りとなる。乗客は案内に従って2番のりばに止まっている、16:38に発車する372レ姪浜福岡空港行きに乗り換え、372レは1分遅れで発車した。650Cとして来た103系姪浜打切りにもかかわらず、期待を裏切って福岡空港行きの幕のままであった。唐津方の乗務員室に運転士が乗り、到着してから2分程で発車し、姪浜車輛基地の出場線に停車した。
この後も姪浜で遅れた列車を見ようかと思ったが、650Cの後に来る遅れが出る列車は、17:17に姪浜駅を発車する1652C快速西唐津福岡空港行きぐらいであるため、一度西新で時間をつぶす。西新から再度姪浜へ向かう際に、西新駅の切符売り場横に「18:04発西唐津行きは運休(姪浜行きに変更)」という内容が書かれたホワイトボードがあった。この運休と書かれている列車(651C)は、前述した1652Cの折返しである。これが「運休」と書かれていると言う事は、姪浜での接続も無い事を意味する。つまり、1652Cは姪浜に来ない、運休すると言う事である。
信じられなかったので取り敢えず姪浜に向かう事にし、17:06発姪浜行き(何故か駅の表示は17:07発)を待つ。この列車は650Cの折返しで本来なら649C西唐津行きであるが、前述の通り2000系第23編成による代走となっており、姪浜駅で649C(先程の103系3+3連)と接続を行う。姪浜駅3番のりばに到着すると、案内の通り4番のりばに649Cが止まっており、1番のりばに1000系が入線していた。その1000系の表示はなんと「貝塚」であった。普段であれば、姪浜駅の1番のりばは筑肥線から来た列車しか使わない上、異常時でも筑肥線から直通できなくなった列車の代走しか使わないので、1番のりばから発車する列車は福岡空港行きが殆どである。この1番のりばに停車中の17:20発394レ貝塚行きは本来3番のりばを使うのだが、649Cの接続で3番のりばが使われ、2番のりばは369→396レが折返しで使うので、普段は使わない1番のりばを使ったらしい。しかもこの394レは363レ貝塚姪浜行きの折返しで、3番のりばに到着した後折返しの13分を利用して、姪浜車輛基地の入・出場線を使って1番のりばへ入線したようだ(姪浜駅は、室見方の下り線から直接1番のりばへ入線できない)。
3番のりばの2000系第23編成が1652Cの代走として再び福岡空港へ向かった後、この394レは定刻通り出発した。私はそれを見届けて、一旦外へ出てコーヒーを買って再び入場し1652Cを待ってみたが、来なかったので17:55発416レ福岡空港行きで博多へと向かった。
帰りに博多駅で、657C西唐津行き(656C西唐津福岡空港行きの折返し)が本来の103系3+3連で運行されているのを見て、遅れも直ったと思って659C唐津行き(303系K03編成)に乗って帰った。西新で一度降りた際に103系6連が1番のりばに入線していた。私はこれを気に留めなかったが、本来は10分前に来るべき列車だと、これを書いている時に気付いた。ラッシュの時間帯は予備編成が減って筑肥線からの直通列車に遅れが出てもそのまま地下鉄に入る事を忘れていた。時刻表を見ておけば良かった。もしかしたら656C→657Cは、直前の654C(所定:103系6連)が103系3+3連による代走で、福岡空港駅で654Cを1655Cではなく657Cとして折返したのかもしれない。
この後はすぐに帰ったので、何も分からない。明日は遅れが無いと良いが…。