筑肥線、踏切障害でダイア乱れ

概要

本日、周船寺〜波多江間で踏切障害が起き、筑肥線のダイアが乱れている。以下、JR九州列車運行情報情報より引用。

19時10分頃、筑肥線 周船寺駅波多江駅間の踏切内で交通事故があったため警察により現場検証を行っていましたが、19時50分に終了し運転を再開しました。この影響で筑肥線一部の上下列車に遅延及び運休が発生しました。(2011/09/21 20:06現在)

踏切で列車が車(人)と接触した場合、「列車と車(人)が接触しました」などと書かれるが、今回は「交通事故」と書かれている。これは、踏切内で自動車などが事故を起こし、その影響で列車が通れなくなったと言う事のようである。交通事故なので、警察の現場検証が終了するまで運行再開できない。車輛の損傷は無かったようであるが、ラッシュ時に40分間も通れなくなったので、筑肥線は大幅にダイアが乱れていた。

状況

私が西新駅でサニーに行って地下鉄の改札に戻って来ると、「19:49発の列車は姪浜行きです。終点の姪浜唐津行きに接続します。」と放送が流れていた。本来、西新19:49発の列車は493C筑前前原行きである。19:51発660C福岡空港行きの車輛を見る予定であったが、予定を変更して19:49発の姪浜行きに乗って姪浜駅に行く事にした。この列車、西新に到着する時は「筑前前原」と表示されていたが、西新に到着すると「姪浜」に変更された。西新を発車すると、姪浜で打切りになり、姪浜唐津行きに接続する事と、「筑肥線で踏切障害物検知が動作した」という理由が放送された。この放送で、このダイア乱れは障検が動作したので列車が止まり、安全を確認して再び運転を再開したのだと思った。
19:55に姪浜駅3番のりばに到着し、反対側の4番のりばに止まっていたのは姪浜19:40発の659C唐津行きであるが、姪浜で抑止されているようであった。659Cは所定303系であるが、本日は103系E07+08による代走であった。659Cは元々乗客が乗っており、そこに493Cの乗客が乗ったので、車内は満員になっていた。現場検証が終わったのでそろそろ発車できると思われると放送があった後、20:00頃に659Cは発車した。3番のりばに停車した493Cは、筑肥線から来られなくなった662Cの代走として折返し福岡空港行きとなり、20:01に発車した。この列車が発車するまで、前駅に列車がいると表示され続けていた。2番のりばが空いていたのに、なぜわざわざ室見で抑止してまで3番に入れようとするのかは分からない。
この列車が発車した後、1・2番乗り場へ移動したが、改札の発車案内は「先発 福岡空港 3」「次発 貝塚 2」、1・2番のりばの案内は「当駅止り 1」「当駅止り 1」となっていた。20:04に折返し福岡空港行きとなる列車(1000系)が3番のりばに到着した。この時、ホームにいた交通局の乗務員氏から、列車が来るか分からないから下で待っていた方が良い、案内も当駅止りになっている、と言われた。私は、貝塚行きの列車が来ると、下の案内に書かれていた、と言うと、納得したようであった。乗務員氏ですら列車の状況が分からないらしい。
20:06に折返し貝塚行きの列車(2000系)が到着した。自動放送で「この列車は暫く停車します」と流れる。箱崎線方面に乗る人以外は福岡空港行きに乗るので、この列車に乗る人は少ない。
20:09に3番のりばの福岡空港行きが発車し、その直後に筑肥線から当駅止りの列車が1番のりば(1000系第01編成)に入線した。残念ながら、うまく接続できなかった。車内にいた人は全員降り、乗客を降ろした当駅止りの列車は扉を閉じて行き先を「福岡空港」から「回送」にして発車を待つ。室見〜貝塚に行く人は反対側の貝塚行きに乗った。福岡空港行きは貝塚行き列車が出発した後に2番のりばに来ると案内があり、祇園福岡空港へ行く人は次の列車を待っていた。この時、前駅に列車がいるという案内が表示されていた。また空いている線があるのに室見で抑止をかけられていた。
20:13に貝塚行きが発車し、20:15に室見で抑止をかけられていた折返し福岡空港行きとなる列車(1000系)が到着した。この列車は20:18に発車した。丁度その時、4番のりばにも姪浜行き列車(1000系)が到着した。4番のりばには筑肥線方面の列車を待つ人がいたので、この列車は乗客を降ろすと誤乗防止のために、すぐに車内灯を切って表示を「回送」にし、扉を閉じた。
20:20に福岡空港行き列車(2000系)が姪浜車輛基地から2番のりばに入線すると、4番のりばの回送列車が姪浜車輛基地へ入り、その次に1番のりばに止っていた回送列車が姪浜車輛基地出場線に行って停車する。なかなか忙しくなって来た。20:22には4番のりばに西唐津行き列車(103系E01+02編成)が到着し、待っていた人が次々と乗っていた。この列車は4分停車し、20:26に発車した。この間にも、20:23に1番のりばに当駅止りの列車(103系3+3連)が到着した。この列車に乗っていた人は何故か降りず、交通局の乗務員氏が反対側2番のりばの福岡空港行き列車に誘導していた。この列車は扉を閉じると幕を「回送」にした。2番のりばの福岡空港行き列車が発車した後、20:25に姪浜車輛基地の出場線にいた回送列車が3番のりばに移動した。20:29に1番のりばと3番のりばの回送列車がほぼ同時に姪浜車輛基地に向かい、それぞれ出場線と入場線に停車した。
その直後の20:30に、1番のりばに当駅止りではなく福岡空港行き(103系6連)が停車し、1分後に福岡空港に向かって出発した。20:32に2番のりばには折返し貝塚行きとなる列車が到着した。そして、20:34に、姪浜車輛基地の入場線に向かった1000系第01編成の回送列車が4番のりばに停車し、筑前前原行きと案内されていた。
ここで私は、20:45のNHKの地域ニュース「ニュース845」でこの踏切支障の情報があるのでは、と思って家に帰った。ニュースではそのような情報は無かったが、JR九州の列車運行情報でやっと何が起きたか分かった。
このようなことが起きて、もちろんいかなる場所でも事故を起こさないようにすべきであるが、踏切は特に気をつけて渡るべきである事を再確認した。